プロのインテリアコーディネーターがおすすめする枝モノや背の高い花材を美しく飾るフラワーベースについてご紹介します。
季節のお花を飾るだけでなく、枝モノや背の高い花材を飾ると部屋のアクセントとなり上質なインテリアを表現できますので、本記事では具体的なフラワーベースの選び方をご紹介します。
フラワーベースの基本的な選び方と飾り方を知って、自分らしい上質なインテリアで豊かな暮らしを目指しましょう。
枝モノや背の高い花材を美しく飾るフラワーベース
フラワーベースの選び方
形状は20~30㎝の高さのあるものがバランスを取りやすいです。口が広いと広がりやすいので、狭いほうがおすすめです。
花材は同じ長さでカットするよりも、長・中・短と3種類に長さを分けるとバランスを取りやすいです。
- 素材 ガラス・セラミック・コンクリートがトレンドです
- サイズ 20~30㎝の中くらいの高さ
- 形状 細め
- デザイン モダン・北欧風・ジャパンディ・エレガント・和風・アジアンテイスト
フラワーベースの配置とバランス
設置の注意点があります。必ず平らで安定した場所に設置して、風の当たる場所やカーテンの傍は倒れたり落下の恐れがありますので避けてくださいね。
フラワーベースだけでのアクセントも良いですが、写真立てやオブジェとの組み合わせも楽しんでほしいです。
- 小物を置くときはフラワーベースよりも低いモノがバランスとりやすいです
- 壁にアートを飾るときは、枝モノや花材と重ねるとより美しい
百合など花粉が落ちやすい花は小物につかないように気を付けてください。私は気になるときはハサミでカットしてます。
季節やイベントに合わせたカラーセレクト
- 正月 赤やゴールドの色を選んでお祝いモードに
- 節分 黄色と黒で鬼のイメージ
- ひな祭り パステル調のピンクとグリーンを使ってかわいらしく
- 卒業・入学 ピンクのグラデーションで華やかに
- 五月の節句 青や紺色を使って格好良く引き締めて
- 梅雨 アジサイのようなグレイッシュなパステルカラーを意識するとかわいい
- 初夏 淡いブルーでさわやかに
- 夏 海や空の色をイメージして彩度の高い青を基調に
- 秋 オレンジや黄色を足して美味しい季節をイメージさせて
- ハロウィン オレンジと茶色・黒を使ってパーティのイメージに
- 冬 白とグレーにあたたかいベージュ系の色を足しても良い
- クリスマス 深いグリーンと赤を使って華やかに
フラワーベースのヒント
口の広いフラワーベースの時は花材が広がりやすくなってしまうので、中にガラスコップ(空き瓶やペットボトルでもOK)に入れると良いです。
輪ゴムで縛ったり緩衝材で枝や茎をくるんでしまってもOK
フラワーベースと小物の相性
- 敷物 家具やカウンターが傷つかないようにタイルや布の上に置くことがおすすめ
- アート 押しのアーティストさんの作品をテーマに合わせて飾る
- 額縁 カレンダーやポスターと飾る
- オブジェ 季節に合わせた飾り物とフラワーを合わせる
- 1ヵ月に1.2回の頻度でフラワーベースと小物を入れ替えると空気感も新鮮になり新しい季節を楽しめるようになります。暮らしがより豊かに感じられます。
フラワーベースのメンテナンスとお手入れ
- 清掃方法 取扱説明書を必ず見てください
- 水の交換頻度 毎日変えるのが基本です
- 保管場所 使用していないベースの置き場所を確保してから新しいベースを購入しましょう。割れ物が多いので下の方に保管しましょう
フラワーベースのインテリアテイスト
インテリアテイストに合わせたフラワーベースのヒント
- モダン シャープなデザインのガラス・コンクリート・セラミック
- 北欧風 コロンとした形 色はグレーがかったあたたかい色味
- ジャパンディ シンプルなデザインや陶器の質感の高いモノ
- エレガント 華やかな雰囲気を引き立てるようカットの多いガラスや装飾の多いセラミック
- 和風 黒や藍色のガラスや磁器・厚みのある陶器の器
- アジアンテイスト シーグラスやラタンを使ってデザインされたもの
まとめ
本記事では枝モノや長い花材を美しく飾るフラワーベースについて具体的にお伝えしました。
- フラワーベースの選び方
20~30㎝くらいの高さで口が広すぎないものがおすすめ
- フラワーベースの配置とバランス
小物を置くときはフラワーベースよりも低い高さの元合わせ
壁にアートを飾るときは枝モノや花材と重ねても美しい
- 季節やイベントに合わせたカラーセレクト
季節に合わせたカラーセレクトのヒントをご紹介しました。
- フラワーベースのヒント
口が広いフラワーベースの時は花材が広がりやすいので、コップなどを内側に設置したり、ドライフラワーの時は緩衝材でくるんでしまっても良い
- フラワーベースと小物の相性
押しのアーティストさんの作品や季節に合わせた小物をフラワーベースと合わせて設置するとよりインテリアとして楽しむことができます。
- フラワーベースのメンテナンスとお手入れ
取扱説明書を必ず見てください。
保管場所も確保してから新しいフラワーベースを購入しましょう
- フラワーベースのインテリアテイスト
インテリアのテイストに合ったフラワーベースをおすすめしました。
お気に入りのフラワーベースが見つかったら嬉しいです。
基本的な知識を学べば次のメリットが得られます。
- 枝モノや背の高い花材を飾るときのフラワーベース選びに困らない
- おしゃれなフラワーベースが分かる
- 広がりすぎてしまう時の対処法が分かる
今後は、季節に合わせたカラーセレクトや小物との合わせ方のコツを知って、アイテムを選びやすくなったと思います。
ぜひこの記事でご紹介したフラワーベースを使用して、季節ごとに楽しんでください。
上質なフラワーベースを普段から使って生活の満足度を高めていきましょう!
インテリアコーディネーターのmarieでした
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